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【山形県の所得】江戸時代から発展した工業が下支え

山形県内の雇用を下支えしているのは、製造業をはじめとする工業です。財政力指数の上位トップ5には、工業団地を市内に抱える都市が並びます。なかでも米沢市は製造品出荷額等が約5298億円で、山形県全体の18.5%ほどを占めています。米沢市は江戸期の藩政時代に上杉鷹山が米沢織を奨励して以来、工業都市として発展。現在は大手情報通信機器メーカーの事業所など、ハイテク産業が集積しています。米沢市と並ぶ工業都市が東根市です。4つの工業団地を抱え、生産用機械などを生産。こうした製造業を支えているのは豊富な人材です。山形県は工業系学科に通う高校生の割合、人口10万人当たりの技能検定合格者数が、都道府県別で2位。そのため、山形県も「ものづくり」を前面に押し出した施策を整備し、強みである工業の維持・発展に注力しています。

出典:総務省ポータルサイト「e-Stat」※平成27年国勢調査時

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地形、交通、歴史、産業…あらゆる角度から山形県を分析!

山形県の地形や地質、歴史、文化、産業など多彩な特徴と魅力を、地図を読み解きながら紹介するマップエンターテインメント。山形の知っているようで知られていない意外な素顔に迫ります。思わず地図を片手に、行って確かめてみたくなる情報を満載!

Part.1 地図で読み解く山形の大地

・出羽富士・鳥海山の成り立ちと火山がもたらす湧水や地形
・山形盆地の成り立ちと扇状地に発展した県都・山形市
・大江町の最上川川床で発見!ヤマガタダイカイギュウって何だ!?
・河川がつくった肥沃な庄内平野を35㎞におよぶ庄内砂丘が守る
・最上川・五百川峡谷の誕生と流域に形成された河岸段丘
・どうやって誕生し段丘が発達?山形唯一の有人離島「飛島」の謎
・冬の名物・美しい樹氷はどうして蔵王山に形成されるのか?

…などなど山形のダイナミックな自然のポイントを解説。

Part.2 山形を駆け抜ける鉄道網

・急勾配と豪雪を克服し新庄へ至る全国初のミニ新幹線・山形新幹線
・急峻な板谷峠で奥羽山脈越え!逞しき幹線・奥羽本線の今昔
・九州~北海道の貨物車両が走り日本海縦貫線をなす羽越本線
・日本初の交流電化路線にして今や貨物の重要路線の仙山線
・最上川の絶景峡谷を走る!新庄と余目を結ぶ陸羽西線
・三山・高畠・尾花沢の3路線 山形交通の鉄道路線網とは?

…などなど、山形ならではの交通事情を網羅。

Part.3 山形で動いた歴史の瞬間

・木の実でつくったクッキーも!? 山形県域の縄文時代
・和人が蝦夷の領域へと進出! 城柵から見る開拓の歴史
・鎌倉御家人が地頭として進出! 次第に激化する権力争い
・伊達氏との対立を経て統治者に君臨した最上氏の栄枯盛衰
・街道と航路が整備され 発展する沿道の産業と商業
・領主交代に領民が抵抗! 天保の国替え反対一揆とは?
・異名は鬼県令!? 初代県令三島通庸が推進した土木工事

…などなど、激動の山形の歴史に興味を惹きつける。

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