更新日: 2024年1月16日
ヤマガタダイカイギュウって何だ!?大江町の最上川河床で発見!
1978(昭和53)年、ふたりの小学生が最上川の河床で動物の骨を見つけます。これが新種ヤマガタダイカイギュウの化石を発見した瞬間でした。
目次
ヤマガタダイカイギュウが発見された背景
1978(昭和53)年8月、夏休み中だったふたりの小学生が、西村山郡大江町用地区の最上川の河床で、動物の骨のようなものが埋まっているのを見つけます。この場所は普段水没していますが、当時は異常渇水のため水位が著しく低下しており、岩盤が露出していたため観察しやすくなっていました。
ヤマガタダイカイギュウが発見された場所
当初はクジラと考えられた新種の化石を発見したのは、当時、大江町立左沢小学校に通う6年生ふたりでした。場所は、山形盆地の西南縁にあたる大江町用地区、最上川右岸の河床。そこに2m四方くらいの範囲に、肋骨十数本と数個の脊椎骨の化石が確認されました。発見地の岩盤は、表面こそ風化したやわらかい砂岩で掘削は容易でしたが、深くなるにつれ緑色をなし、部分的に硬い石灰質が混じり困難をきわめたといいます。
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