更新日: 2024年1月16日
小泉八雲が愛した松江~作品に登場する武家屋敷の暮らし~
松江城下町の中でも武家屋敷が並ぶ通り「塩見縄手」には、今も江戸時代の面影が残ります。そこには、松江を愛した小泉八雲(こいずみやくも)が妻・セツと暮らした旧居があります。
目次
小泉八雲の来日までの人生
島根県にゆかりのある文化人に、作家、文学研究家、日本研究家として知られる小泉八雲がいます。
小泉八雲ことパトリック・ラフカディオ・ハーンは、1850年にギリシャのレフカダ島で生まれ、両親の離婚後に大叔母に引き取られると、イギリス、フランスで教育を受けました。
19歳で渡米し新聞記者になると、1890年に出版社・ハーパー社の特派員として来日します。もともと東洋に関心を抱いていた小泉八雲は、1884年から翌年までニューオーリンズで開かれていた万国工業兼綿百年期博覧会にて日本の展示物の数々に触れ、一層その思いを膨らませたといいます。
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