更新日: 2024年1月16日
小海線の山梨県内区間にある3つの駅はすべて標高1000mを超えている!
小海線は一番空に近いJR線。山梨県内の延長は20㎞強に過ぎませんが、標高1000m超の駅の連続や壮大なパノラマの中を行く大カーブなど、見どころがぎゅっと詰まっています。
目次
小海線は標高1000m越えの駅が8つもある!
JRには標高が1000mを超える場所に位置する駅が8つありますが、それらのすべてがJR東日本の小海線(こうみせん)にあります。
小海線は山梨県最西端の鉄道駅、中央本線の小淵沢駅(北杜市)から小諸駅(長野県小諸市)までの78.9㎞を、山梨・長野の両県にまたがって走る単線・非電化のローカル線です。「八ヶ岳高原線」の愛称が付いていますが、特にその名にふさわしい風景が車窓に展開するのは小淵沢駅から野辺山駅付近までで、ほとんどが山梨県内です。
小海線の山梨県内には標高1000m越えの駅は3つ
標高1000mを超える8つの駅を標高の高い方から順に見ていくと、最も高い場所にあるのは標高1345.7mの野辺山駅で、以下清里駅、甲斐大泉駅、信濃川上駅、佐久広瀬駅、甲斐小泉駅、佐久海ノ口駅、海尻駅と続きます。
このうち、山梨県内の駅はいずれも北杜市にある清里駅、甲斐大泉駅、甲斐小泉駅の3つ。つまり、中央本線の所属駅である起点の小淵沢駅(北杜市)を除くと、山梨県内にある小海線の駅はすべて標高1000mを超える場所に位置していることになります。
小海線の山梨県内区間
小海線の山梨県内区間は延長約20.8㎞。山梨・長野県境の標高は起点の小淵沢駅より483m高い1370m( JR鉄道最高地点より5mだけ低い)なので、平均23.2‰の勾配区間ということになります。中には30 ‰を超える急勾配もあり、鉄道車両にとっては過酷な道のりです。
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