更新日: 2024年1月18日
琉球競馬は約300年の歴史を誇り速さではなく美しさを競う!
競馬といえば、馬の速さや持久力の優劣を決めるものですが、沖縄には戦前まで一般的な競馬とは一線を画す異色の競馬が存在していました。
日本における競馬の歴史
競馬は馬券購入をともなう娯楽として多くの日本人に親しまれていますが、日本古来の伝統文化という側面には乏しさがあります。日本にも流鏑馬(やぶさめ)のような馬を使った伝統行事はありますが、競馬のように馬の速さや持久力を競うレースではなく、儀式であり神事です。
日本の競馬は、江戸末期の1860(万延元)年9月に、横浜元町の外国人居留地で行われたものが始まりとされています。ただしこの競馬は、政財界など上流階級のたしなみとして開催された洋式競馬です。そこから明治期の日清・日露戦争を経て、軍馬育成の必要性を感じた政府は、馬産振興の資金を調達するため、馬券発売を目的にした競馬の開催をスタートさせました。これが現在の中央競馬につながっているのです。
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