更新日: 2024年1月18日
沖縄そばは元々は宮廷料理だった?~沖縄の郷土料理の代表的料理
かつては「すば」「支那そば」と呼ばれた沖縄そば。現在の姿になったのは明治中頃から、今では沖縄県民の心の味になっています。
目次
「沖縄そば」の歴史はよくわかっていない?
沖縄の食文化の代表格のひとつといえば「沖縄そば」。100%小麦粉でつくられた麺と、豚とカツオダシの効いたスープに、三枚肉やソーキ(豚の骨つきあばら肉)、青ネギ、しょうがなど食欲をそそる具材が乗っています。沖縄県人にとってのソウルフードであるだけではなく、全国的に人気の沖縄そばですが、じつはその発祥については、はっきりとわかっていません。
沖縄そばの歴史は中国福建省から?
食品としては中華そばに分類されますが、それがいつ頃、どのようにして沖縄そばとして広まったのか、よくわかっていないのです。琉球王国は14〜19世紀にかけて、約450年もの間、中国と貿易をしていました。当時は中国との取り決めで、琉球人は中国福建省(ふっけんしょう)にしか上陸できないことになっていたといいます。必然的に琉球に伝わったのは福建文化ということになり、沖縄そばのルーツは、おそらく福建省から伝わった麺料理と考えられています。
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