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グスク時代に王国が鼎立して三山時代へ~沖縄島を三分した約100年も続いた勢力争い~ 写真:123RF

まっぷるトラベルガイド編集部

更新日: 2024年1月18日

グスク時代に王国が鼎立して三山時代へ~沖縄島を三分した約100年も続いた勢力争い~

人口が増えて集落が大きくなると、集団間で抗争が起きます。その結果、沖縄島には3つの王国が誕生し、三山時代が到来したのです。

グスク時代とは?

12世紀になると、沖縄・先島諸島や奄美群島では石垣囲いをした「グスク」と呼ばれる遺構が現れます。この建造物から名を取り、グスク登場以降から15世紀頃までを「グスク時代」と呼びます。

グスク時代は考古学的に確認できる琉球最初の農耕社会であり、グスクの遺構内部からは、先史時代とは異なるグスク土器、カムィヤキ、外国製陶磁器、武具、刀子(とうす)、炭化米、麦、牛の骨などが出土しています。

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