【山梨県の産業】事業所は甲府市に集中
事業所数では甲府市がトップ。宝石、貴金属、ワインなどの地場産業が有名ですが、特に貴金属・宝石製装身具製品製造業の事業所数は全国でも1位で、出荷額も同じく全国1位となっています。
【山梨県の産業】山梨県はワイン生産量日本一
第一次産業の中心を占める農業については、単位面積当たりの出荷額が大きい果実の生産が多いという特徴があります。農業産出額上位にランクインしている笛吹市と甲州市ではブドウやモモ、南アルプス市ではスモモの生産が盛んで、平成30年度の山梨県内全体の収穫量はブドウ4万1,800t、モモ3万9,400t、スモモ7,820tですべて全国1位となっています。
山梨県では収穫量の多いブドウを生かしたワインの生産も盛んで、国内産のブドウのみを使用して国内製造された「日本ワイン」の生産量は5,189klとこちらも全国トップ。
そのワインの品質が高いことはもちろん、日本のワイン造り発祥の地であり、また80以上のワイナリーが集結し日本一の生産量を誇ることなどから、2013年日本のワインで初めて「山梨」が地理的表示(GI)に指定されました。
【山梨県の産業】回復傾向の農業の主力は果実
県内の農業産出額は、農家数の減少などから緩やかに減少していましたが、ここ数年は主力の果実を中心に持ち直しの傾向が見られます。
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地形、交通、歴史、産業…あらゆる角度から山梨県を分析!
山梨の地形や地質、歴史、文化、産業など多彩な特徴と魅力を、地図を読み解きながら紹介するマップエンターテインメント。山梨の知っているようで知られていない意外な素顔に迫ります。思わず地図を片手に、行って確かめてみたくなる情報満載!
Part.1 地図で読み解く山梨の大地
・山の都として栄えた甲府盆地はどのようにできたのか?
・富士五湖は富士山の溶岩でせき止められた2つの湖だった!?
・日本一の造形美をつくり出す昇仙峡は何でできている?
・3000年に“2度”の大噴火が生み出した青木ヶ原の樹海
・もうひとつの富士「黒富士」にある燕岩の正体
・富士山文化遺産の構成資産、山梨にある2つの「胎内めぐり」
・「池」だけど「八海」!神秘の風景・忍野八海
・日照時間日本一の秘密は地形にあり!?
・富士川の洪水を防いだ「信玄堤」と「万力林」
…などなど山梨のダイナミックな自然のポイントを解説。
Part.2 山梨を駆け抜ける鉄道網
・甲州市から山梨市にかけて、中央本線が北に大きく迂回するわけ
・高額運賃の私鉄が国有化の悲願を果たし、現在に至る身延線
・昭和モダンの香りを漂わせ、今も現役の山梨の駅舎たち
・ここは東京?ちょっと意外な丹波山村の公共交通事情
・甲府盆地を走り、「ボロ電」と呼ばれた山梨交通電車線
・実は2つの路線から成り立っている富士急行線
・約2年間だけ標高日本一の駅があった、小海線の山梨県内区間
・6つのスイッチバック駅に助けられ、甲斐路を辿った中央本線
・リニアモーターカーの実験線が山梨にできたわけ
・古くからの富士山吉田口登山道を継承する山梨県道701号
…などなど山梨ならではの鉄道事情を網羅。
Part.3 山梨で動いた歴史の瞬間
・古代 いにしえの八ヶ岳周辺は“星降る里”だった!?
・古代 甲斐銚子塚古墳が東日本最大級なワケ
・平安~中世 武田氏の先祖にあたる戦国エリート「甲斐源氏」
・中世(鎌倉) 日蓮聖人の波乱に満ちた生涯と身延山
・戦国時代 山梨の神!武田氏3代が鎮座した武田神社
・戦国時代 信玄が進み勝頼が広げた武田氏の最大領地は?
・江戸時代 徳川家康に対抗するために築城された甲府城
・江戸時代 幕府直轄地で発展した甲州街道と富士川舟運
・近現代 幕末の財界を牛耳った甲州商人が売ったもの
・近現代 明治40年の甲府の大水害からの復興
・近現代 空港のない山梨県にあった秘密の飛行場“ロタコ”
…などなど、激動の山梨の歴史に興味を惹きつける。
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