更新日： 2024年1月16日
身延山と日蓮聖人の波乱に満ちた生涯
日蓮宗の開祖である日蓮聖人。
身延山は彼が晩年を過ごし、法華経の読誦（どくじゅ）と弟子・信徒の教育に終始した聖地ですが、開山するまでにどのような背景があったのでしょうか。
日蓮宗が開かれた背景
平安時代中期から鎌倉時代初期にかけて、日本は大地震や洪水、噴火などの災害に見舞われ、貴族社会から武家社会へ移り変わる中で戦が繰り返され、飢饉や疫病で苦しむ人々が後を絶ちませんでした。
そのような社会的混乱や不安が広がる中、御仏の教えにより人々を救おうとさまざまな宗派が生まれましたが、そのひとつが日蓮聖人によって開かれた日蓮宗です。
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