更新日: 2024年1月16日
甲斐銚子塚古墳の謎~東日本最大級の前方後円墳~
ヤマト王権の象徴とも言われている前方後円墳の中でも、東日本最大級といわれているものが山梨県に存在しています。
その歴史を紐解いていきましょう。
甲斐銚子塚古墳とは
甲府市の「甲斐風土記(かいふどき)の丘・曽根丘陵公園」内にある甲斐銚子塚古墳は、隣接する丸山塚古墳と併せて「銚子塚古墳附丸山塚古墳(ちょうしづかこふんつけたりまるやまづかこふん)」の名で国指定の史跡となっています。
4世紀頃に造られたと思われる甲斐銚子塚古墳は、全長169mの前方後円墳で、その大きさは東日本最大級です。有史後では、江戸時代に編纂された『甲斐国志』に初めてその名が登場しました。
曽根丘陵一帯には山梨県最古の古墳である小平沢古墳をはじめ、築造当初東日本最大級だったとみられる甲斐天神山古墳、豊富な副葬品で知られる大丸山古墳など、古墳時代前期の大型前方後円墳が連続して築かれています。
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