更新日: 2024年1月17日
秋田には各集落で継承された貴重な民俗文化財が多数!
国指定重要無形民俗文化財は全国最多!
各地で個性豊かな民俗芸能や伝統行事が息づくいっぽう、過疎化や少子高齢化が進み、その継承が課題となっています。
目次
秋田に民俗文化財が多いのはなぜ?
歴史ある祭りや年中行事が多く、神楽やささら(獅子踊り)など、民俗芸能約250件が現存する秋田県。国指定重要無形民俗文化財は17件と全国最多で、ユネスコ無形文化遺産にも5件登録されているなど、貴重な民俗文化が多数受け継がれています。
その理由は、秋田が古くから米、木材、鉱山に恵まれ、民俗芸能を継承する経済的な余裕があったことが大きいといわれます。集落の伝統的な共同体機能が近年まで保持され、祭りの準備や練習などの共同作業を通じた結束力が集落維持に不可欠だった側面もあるでしょう。
秋田県の国・県指定重要無形民俗文化財
重要無形民俗文化財は国指定17件、県指定47件(2020年5月1日現在)。このほか、多彩な民俗行事が各地で保存継承されています。
※各文化財の名称は「美の国あきたネット」掲載の「県内の国・県指定文化財等一覧」(無形民俗文化財)を参照。
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