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富山弁は女性が使うと可愛い?語尾に「ちゃ」が使われるユニークな方言 写真:123RF

まっぷるトラベルガイド編集部

更新日: 2024年1月18日

富山弁は女性が使うと可愛い?語尾に「ちゃ」が使われるユニークな方言

県民には愛着があっても、県外者には難解な方言。富山弁は特に表現やイントネーションが独特です。

隣の石川県とも共通点は多くありますが、富山弁ならではの言葉や語尾はインパクトが強いんです。

富山弁と石川弁の共通しているところ

隣り合う富山県と石川県では、方言に共通点が多くあります。両県の出身者が方言だと気づかずに使っているものの代表は、歌の「1題目」「2題目」といった数え方です。全国的には「1番」「2番」と言うのですが、それを知ったところで富山県民や石川県民にはやはりしっくりきません。「きのどくな」は「お気の毒に」ではなく「ありがとう」で、「けなるい」は「うらやましい」の意味。通学区域のことを「学区」というのが一般的ですが、「校下」という言葉を使うのも富山県と石川県特有の方言です。

このように共通点が多いのは、どちらも前田家の領地だったことが影響しているでしょう。さらに細かく見ると、特に呉西は加賀藩領だった期間が長いため、呉東に比べて石川県と似た方言が多いのです。

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