更新日: 2024年1月22日
IGRいわて銀河鉄道がすごい!急勾配を克服する物流の幹線
地域輸送をしながらも東北本線時代と変わりなく、貨物列車が多数運転されるIGRいわて銀河鉄道。
かつては三重連のSL列車が峠を力強く行き交いました。
目次
IGRいわて銀河鉄道は盛岡と目時を結ぶ第三セクター鉄道
IGRいわて銀河鉄道(いわて銀河鉄道線) は、盛岡と目時(めとき)(青森県三戸町(さんのへまち))を結ぶ第三セクター鉄道です。2002(平成14)年12 月の東北新幹線盛岡〜八戸間開業で並行在来線として東北本線から経営分離されました。同時開業した青い森鉄道(青森県)とともに、東北本線を引き継ぎ地域輸送を主体に行っています。
2社に分断されていますが、本州と北海道を結ぶ物流の大動脈であることは昔と変わらず、貨物列車が昼夜を問わず多数運転されています。貨物列車はJR貨物が第二種鉄道事業者として乗り入れており、JR貨物やJR東日本の乗務員が電気機関車を運転します。
いわて銀河鉄道線の路線図
盛岡駅を起点に、青森県三戸町の目時駅までの82.0㎞を18駅で結んでいます。終点以外はすべて岩手県域で、青山駅と巣子(すご)駅は東北本線から分離後に新設されました。
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