更新日: 2024年1月18日
岩手の江戸時代の歴史~盛岡藩と仙台藩が成立しのちに八戸藩と一関藩が独立
江戸時代の岩手県域は仙台藩と盛岡藩が統治しました。
この2藩から内分分知されて複数の藩が誕生しつつ、幕末を迎え戊辰戦争に突入します。
目次
【岩手の江戸時代の歴史】伊達氏の仙台藩・南部氏の盛岡藩の誕生
江戸時代の岩手県域には複数の藩が誕生しますが、その中心は仙台藩と盛岡藩でした。県南部(気仙・東磐井・西磐井・胆沢・江刺の5郡約14万石)は伊達氏の仙台藩62万石の領地に含まれ、北部には南部氏の盛岡藩10万石が成立します。
南部氏は「東北の関ヶ原の戦い」こと慶長出羽合戦で東軍に属し、領内で一揆が起きて合戦途中で帰国を余儀なくされたものの、徳川家康は南部氏の本領を安堵して豊臣政権下と同様に据え置くのでした。
岩手県域の藩の配置
現在の岩手県域には、盛岡藩・仙台藩・一関藩・八戸藩の4つの藩が存在しました。
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