更新日: 2024年1月22日
石川啄木の生涯~日記のように短歌を詠む短歌界の革命児~
実生活に根差した等身大の短歌で知られる石川啄木。
岩手で生まれ育った彼は、どのようにしてその歌境にたどり着いたのでしょうか。
石川啄木の生い立ち
「はたらけど/はたらけど猶(なお)わが生活(くらし)楽にならざり/ぢつと手を見る」――こんな短歌を聞いたことがないでしょうか。
これは、明治時代の歌人・石川啄木(いしかわたくぼく)による作品です。
石川啄木(本名・石川一(はじめ))は、1886(明治19)年に南岩手郡日戸村(現・岩手県盛岡市日戸)で生まれました。父は寺の住職でした。
早熟であったため神童ともてはやされ、また4人きょうだいのなかで唯一の男子だった石川啄木は、両親の愛情を一身に受けて育ちました。
※掲載の情報は取材時点のものです。お出かけの際は事前に最新の情報をご確認ください。
まっぷるトラベルガイド編集部は、旅やおでかけが大好きな人間が集まっています。
皆様に旅やおでかけの楽しさ、その土地ならではの魅力をお伝えすることを目標に、スタッフ自らの体験や、旅のプロ・専門家への取材をもとにしたおすすめスポットや旅行プラン、旅行の予備知識など信頼できる情報を発信してまいります!