更新日: 2024年1月22日
盛岡三大麺のルーツはどこにある?わんこそば・盛岡冷麺・じゃじゃ麺!
伝統と工夫によって全国区に知れ渡った盛岡三大麺は、岩手の“おいしさ”を全国にアピールするグルメニューに成長しました。
盛岡の粉物食文化の歴史
雪も多く、古くから飢饉が頻繁に起きていた岩手県北と比べて、盛岡から北上辺りまで南下する岩手県央は、降雪量も少なく、比較的安定した気候に恵まれていました。そのため、水田が広範囲にわたってつくられ、さらに大麦、小麦といった穀物も収穫されていました。
雑穀に頼るしかなかった岩手県北とは違い、岩手県央では多様な食文化が生まれ、なかでも「しとねもの」といわれる粉物文化が発達しました。この地で全国的に有名な麺料理が誕生した背景には、上記のような粉物食文化の下地があったことが考えられます。
盛岡駅前「盛岡三大麺」マップ
盛岡駅を降りると、目の前には盛岡三大麺を味わえるたくさんの店が目に入ります。開運橋を渡り、目貫通りを東へ向かうとさらにお店が増え、わんこそば、盛岡冷麺、じゃじゃ麺を出すお店は優に20軒を超えます。
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