更新日: 2024年1月22日
玉山金山とは?~平泉に黄金文化をもたらした伝説の鉱山~
かつて奥州は黄金の国でした。
奥州藤原氏から伊達藩、近代に至るまで、その財政を支えた玉山金山の「金」はどのように生成されたのでしょうか。
玉山金山とは
北上山地の南部、陸前高田市の氷上山(ひかみさん)の中腹にある玉山金山(たまやまきんざん)は、26の金鉱山が確認されている気仙地方(旧気仙郡域を構成する現在の陸前高田市・大船渡市・住田町)の代表的な金山のひとつです。
気仙地方の金鉱床
気仙地方における金鉱床の分布。玉山金山の金鉱床は、氷上花崗岩の南西部に位置し、周辺にもいくつかの金山が存在していました。
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