更新日: 2024年1月22日
イーハトーブの風景地とは?~宮沢賢治が名づけた理想の地~
宮沢賢治は、生涯を通じて地質や鉱物、化石などに深い興味を抱き続けていた人物でした。
賢治の愛した風景の地学的価値や魅力を探ります。
目次
宮沢賢治と岩手県
『銀河鉄道の夜』や『春と修羅』などで知られる宮沢賢治(みやざわけんじ)が生まれたのは、現在の花巻市豊沢町(とよさわちょう)。10歳頃から自然への深い興味を示していました。25歳のときには、稗貫(ひえぬき)農学校(現在の花巻農業高等学校)の教員となり、生徒たちを連れて地質調査や化石採集などを行っていました。
宮沢賢治の造語「イーハトーブ」とは
そんな宮沢賢治による造語「イーハトーブ」とは、実際の風景から宮沢賢治が考えたドリームランドとしての岩手県です。宮沢賢治が眺め、歩き、触れてきた岩手の自然の姿をもとに、数多くの作品に描かれています。作品には、地学に知見が深かった宮沢賢治らしく、地形や地質、鉱物について語られているものが多くあります。
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