更新日: 2024年9月23日
札幌が大発展した理由とは?150年で200万都市に成長!
開拓が本格化した明治以降、150年ほどで大都市へと急成長した道都・札幌。
そのカギを握るのは、開拓使と屯田兵による町づくりと、排水技術による農地拡大です。
目次
札幌発展の理由①:急務だった北海道の開拓と開拓使による札幌の町づくり
1869(明治2)年に開拓使が設置され、蝦夷地は北海道と改称されました。ロシアの南下政策を牽制するため、明治政府にとって北海道の開拓は急務でした。
札幌の地質は、丈夫な地盤と豊かな水に恵まれた扇状地と、砂や泥が堆積して農地にも宅地にも適さない泥炭地(でいたんち)といわれる湿地帯で形成されていました。
開拓使は整備のしやすい扇状地から開拓を始めました。整備区画の中央に設けられた広い道路は現在の大通で、この北は官地として開拓使庁舎などが置かれ、南は町屋として整備されました。現在も北は官庁街と住宅、南は商業施設や飲食店街と、ほとんど配置は変わりません。
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