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【富山県の人口】唯一人口が増加した舟橋村
各自治体の人口が軒並み減少している中で、唯一人口が増加したのが舟橋村。日本一小さな村かつ北陸3県で唯一存続する村です。辺鄙な場所をイメージしますが、実は富山市から車で20分ほど。この立地を生かし、宅地開発を進めてきました。単に人口が増えただけでなく、転入者の多くが若いファミリー層。高齢者が多いという村のイメージを覆して、 平均年齢は40.6歳(2013年時点)と、県内で最も若い自治体です。
舟橋村を象徴する村立図書館
舟橋村を象徴するのは、越中舟橋駅に併設された舟橋村立図書館。車通勤が常態化し、駅の利用者が減っていけば、電車の停車本数は減って駅が無人化してもおかしくありません。これを防ぐため、舟橋村の予算13億円のうち10億円をかけて図書館を完成させました。また、これまで合併を避けてきたのは、合併によって舟橋村から学校が無くなることを懸念してきたためです。舟橋村の子どもは村で育てるという信念を貫いた結果で、図書館もまた、その信念の表れでしょう。舟橋村の子どもたちは本好きで、「住民一人あたりの年間貸し出し冊数」は32冊(2015年)と日本一です。
舟橋村立図書館のユニークな取り組み!「読書通帳」
舟橋村立図書館では、役場の職員が当番制で読み聞かせをおこないます。子どもたちは「読書通帳」を持っており、借りた本の名前が預金通帳そっくりの通帳に記録されます。
【富山県の人口】富山市は不動の人気!
県庁所在地の富山市は大きな変動はありません。「生活ガイド.com」が発表した「全国住み続けたい街ランキング2020」では1位を獲得しており、公共交通の整備による市内の回遊性や利便性の高さも、住み続けたい街として選ばれる理由です。
【富山県の人口】過疎地域指定が危ぶまれる入善町
過疎地域に指定されているのは、富山市の一部地域、朝日町、氷見市、南砺市。ここ10年の人口変動を見てみると、0.1%以上の減少率を見せています。そう考えると、入善町が過疎地域に指定されるのも時間の問題かもしれません。
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富山県の地形や地質、歴史、文化、産業など多彩な特徴と魅力を、地図を読み解きながら紹介するマップエンターテインメント。富山の知っているようで知られていない意外な素顔に迫ります。地図を片手に、思わず行って確かめてみたくなる情報満載!
Part.1 地図で読み解く富山の大地
・立山連峰との高低差4000m!「きときと」ぞろいの富山湾
・黒部ダムが大電源を生み出すまで
・崩壊を続ける立山カルデラ
・極東の氷河の南限は立山! 国内初の氷河認定とライチョウ
・神秘の光景! 魚津の蜃気楼と雨晴海岸の気嵐
・2000年前に形成された魚津埋没林
・富山の水がおいしいヒミツ
・立山の地下には「何か」がある! 活断層はあるのに地震が少ない理由
・富山湾のホタルイカはなぜ有名?
…など
Part.2 富山を駆ける充実の交通網
・北陸新幹線開業による光と影
・河川敷にある富山きときと空港
・SDGs未来都市に選定 ライトレールが象徴するまちづくり
・伏木港は神戸港に憧れた男の夢
・立山の観光ルートは1つじゃない? 一般開放が待ち遠しい黒部ルート
・マッターホルンの麓町から着想 低速電気バスEMUと宇奈月温泉
・鉄オタ集結地! 富山県は公共交通の宝庫
・V字峡谷を走るトロッコ電車
…など
Part.3 富山の歴史を深読み!
・江戸時代は鮎だった! 駅販売で広がったます寿し
・富山県成立までの複雑な歴史/越中の英雄・佐々成政の人物像
・焼け野原と化した富山大空襲/富山の遺跡&古墳は個性派ぞろい
・放生津に存在した亡命政権
・越中の伊能忠敬 射水出身の測量家・石黒信由
・越中の黄金郷 加賀藩極秘の「越中の七かね山」
・北陸近代医療の父・黒川良安
・世界遺産は加賀藩の軍事工場 五箇山でおこなわれた塩硝づくり
…など
Part.4 富山で育まれた文化や産業
・「越中おわら節」はなぜ有名?
・財政難を立て直した富山の売薬
・布教のためのテキストだった 曼荼羅から読み解く立山信仰
・秀吉も称えた伝説の刀工・郷義弘
・売薬商人は危ない橋を渡っていた? 薬の密貿易が生んだ昆布文化
・有名な創業者も多く輩出 富山県民は倹約家で働き者
・ジャポニズムの立役者・林忠正
・アニメの聖地が多い富山県
・瑞泉寺再建から始まった井波彫刻
…など
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