更新日: 2024年1月22日
ヨハネス・デレーケが富山の街を救った?神通川の蛇行を解決した馳越線
明治期まで蛇行していた神通川は、氾濫を起こしてたびたび富山の街を襲いました。この治水に希望をもたらしたのは、内務省からやってきたオランダ人技師ヨハネス・デレーケでした。
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神通川氾濫に悩まされていた富山の人々
江戸時代、富山の町は周囲を神通川に囲まれていました。神通川といっても現在のようにまっすぐではなく、当時は富山市中心部で大きく蛇行していました。富山城は戦国時代に、この神通川が東へ湾曲する地点に築かれており、川が北方防御の堀になるようにという狙いがありました。このように川は防御線であった反面、たびたび氾濫して町に被害をもたらす存在でもありました。
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