更新日: 2024年1月22日
魚津の蜃気楼と雨晴海岸の気嵐~富山県に出現する神秘の光景!~
富山湾は神秘の海といわれていますが、それを代表する現象が蜃気楼。魚津の蜃気楼が珍しいといわれる理由や発生のメカニズムに迫ります。また、気嵐も幻想的な現象として知られています。
魚津といえば蜃気楼
魚津は、古くから蜃気楼のメッカでした。いつ頃から人々の目に映っていたかは定かではありませんが、永禄7(1564)年、『肯搆泉達禄(こうこうせんだつろく)』に長尾景虎(後の上杉謙信)が魚津で蜃気楼を見たという記録が残っており、室町時代にはすでに確認されていたようです。江戸時代には加賀藩10代前田治脩(はるなが)が、江戸から金沢への参勤交代の帰城途中に蜃気楼を発見し、絵図に描かせたと伝えられています。
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