更新日: 2024年1月22日
鹿児島近代の歴史~明治維新の成立!西南戦争、柳条湖事件から太平洋戦争への突入~
鹿児島出身者の多くが活躍し、維新を成功させて明治新政府を支えました。
やがて日本は、太平洋戦争へと突入していくのでした。
目次
【鹿児島近代の歴史】幕末の薩摩藩
幕末の薩摩藩は、当初は公武合体派でしたがやがて倒幕派へと転じていきました。
15代将軍・徳川慶喜は1867(慶応3)年に大政奉還をしたものの、依然として旧幕府勢力は根強く、新政府軍(薩摩藩・長州藩・土佐藩)は旧幕府軍や奥羽越列藩(おううれつれっぱん)同盟との内戦(戊辰(ぼしん)戦争)に突入します。
新政府軍は江戸城まで攻めのぼると、西郷隆盛が旧幕府側の全権を委任された勝海舟と会談し、江戸城は無血開城となりました。新政府軍は東北戦争、箱館戦争にも勝利して旧幕府側の残党を一掃すると、近代的な統一国家の樹立を目指すことになります。
鹿児島県と都城県が誕生
明治政府は1871(明治4)年に廃藩置県を実施。旧薩摩藩の領域では、薩摩国に鹿児島県が成立し、大隅国と日向国の本土部分は都城(みやこのじょう)県となりました。その翌年には琉球を分離して琉球藩が成立します。
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