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【鹿児島県民の所得】平均所得トップは鹿児島市!
こうした島しょ部を除けば、トップは鹿児島市。県経済の中心地であり、鹿児島県内にある事業所のうち、約37%が鹿児島市に集積(2016年)。市町村別の付加価値額も1兆1114億円で、鹿児島県に占める割合は43%にものぼります。
なかでも商業面は他市を圧倒しており、1事業所あたりの商業年間商品販売額(2016年)は、42億6800万円で断トツ。2位の志布志市が23億5600万円なので、約2倍以上の規模を誇ります。
天文館周辺は、百貨店や大型ショッピングモールなどが並ぶ商業エリアで、九州各県と比較しても、屈指の繁華街を形成しています。
【鹿児島県民の所得】平均所得2位は霧島市
平均所得や財政力指数で、鹿児島県内ナンバー2(島しょ部を除く)に君臨しているのが霧島市です。
高千穂峰(たかちほのみね)や霧島ジオパークなどの観光資源も豊富なうえ、錦江湾(きんこうわん)に面したエリアでは工業が集積。雇用機会が充実しているので財政も比較的安定しています。
【鹿児島県民の所得】奄美市や大隅半島では雇用促進が課題
いっぽう、奄美市や大隅半島の各市町村では、雇用促進が課題となっています。完全失業率が7%を超えている奄美市は、地元企業による雇用助成金を設け、UIJターン促進策で働き手の確保にも動いています。
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地形、交通、歴史、産業…あらゆる角度から鹿児島県を分析!
鹿児島県の地形や地質、歴史、文化、産業など多彩な特徴と魅力を、地図を読み解きながら紹介するマップエンターテインメント。鹿児島の知っているようで知られていない意外な素顔に迫ります。地図を片手に、思わず行って確かめてみたくなる情報を満載!
Part.1 地図で読み解く鹿児島の大地
・鹿児島を筆頭に九州になぜ火山が多く一直線に並ぶ?
・大正時代に驚くべき大噴火!桜島の形成とメカニズム
・アンモナイトやクビナガリュウなど恐竜時代の化石が獅子島で続々!
・屋久島は巨大な花崗岩の塊を付加体が取り巻いている!
・超巨大火山「喜界カルデラ」に知られざる溶岩ドームが存在!
・薩摩富士・開聞岳や池田湖ほか薩摩半島南東部の火山群の歴史
・テーチ木と奄美の赤黄色土が生む日本を代表する絹織物・大島紬
…などなど鹿児島の自然のポイントを解説。
Part.2 鹿児島を駆け抜ける充実の鉄道網
・明治時代開通の鹿児島線 鹿児島~国分に始まる鉄道史
・新大阪からの直通も走る!九州新幹線鹿児島ルートの全貌
・国内屈指の大幹線として君臨・東京直通も走った鹿児島本線
・日本最長の寝台特急も走った九州東部を縦貫する日豊本線
・「おれんじ食堂」の投入など奮闘する肥薩おれんじ鉄道
・開聞岳ほか薩南の絶景を満喫!JR最南端駅もある指宿枕崎線
・県内唯一の私鉄も今や幻に・鹿児島交通枕崎線&知覧線
…などなど鹿児島の鉄道事情を解説。
Part.3 鹿児島で動いた歴史の瞬間
・鹿児島の古代史総論
・国内最古級の大規模な定住集落跡・上野原遺跡とは?
・政府と薩摩の間に起った軍事的衝突
・日本の南の玄関口・鹿児島に鉄砲やキリスト教が伝来
・九州統一を目指す島津氏VS九州攻めに乗り出した豊臣秀吉
・江戸~薩摩間約1700㎞!最も遠方からの参勤交代
・鹿児島城の築城と薩摩藩独自の外城制度
・薩英戦争が薩摩藩にもたらした近代化と倒幕への方針転換
・戦後アメリカの統治下となった奄美群島が日本復帰
…などなど鹿児島の歴史を徹底解説。
Part.4 鹿児島で育まれた産業や文化
・近代産業の礎を築いた集成館
・日本の金産出量の約9割を占める菱刈鉱山がすごい!
・かつては海軍の航空基地・鹿児島空港開港の歴史
・志布志湾に浮かぶ人工島にある志布志国家石油備蓄基地とは?
・鹿児島臨海工業地帯の造成の変遷をたどる
・ロケット打ち上げ施設は国内唯一・日本で宇宙に一番近い県
・古代より栄えた坊津の港に代わり枕崎が遠洋漁業の拠点に!
・本土が半分がやせたシラス台地なのになぜ全国有数の農業県になれた?
…などなど鹿児島の産業と文化を丁寧に解説。
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