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開聞岳は火山活動でできた隠れた巨大カルデラの西端に現れた若い火口丘!?~

まっぷるトラベルガイド編集部

更新日: 2024年1月22日

開聞岳は火山活動でできた隠れた巨大カルデラの西端に現れた若い火口丘!?~

円錐形の山容が美しく、「薩摩富士」として親しまれている開聞岳。
この山はじつは、隠れた巨大カルデラの新しい活動よって生まれた火山でした。

開聞岳は火山活動からできた「火口丘」

開聞岳(かいもんだけ)(標高924m)は、薩摩半島の南端に位置し、円錐形のラインが美しい火山です。『日本百名山』を著した深田久弥(ふかだきゅうや)も百名山に選び、「これほど完璧な円錐形もなければ、全身を海中にのりだしたこれほど卓抜な構造はあるまい」と讃えました。

開聞岳火山が、この地で、このような姿に成長した経緯には、南九州の激しい火山活動が関係しています。じつは開聞岳は、その東側にある阿多(あた)南部カルデラの西端で噴火した「火口丘」のひとつなのです。

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