更新日: 2024年1月22日
屋久島の成り立ちの歴史~地下から上昇してきた花崗岩マグマの塊でできた島~
「洋上アルプス」と呼ばれる岩山や、巨大杉の森で知られる屋久島。
そのユニークな自然には、島の成り立ちや地質が大きく関係しています。
目次
屋久島は標高1000mを超える峰が続く「洋上アルプス」
屋久島は鹿児島の本土南端から南方約60㎞に位置し、東西28㎞、南北24㎞のほぼ円形の島です。最高峰である標高1935mの宮之浦岳をはじめ、標高1000mを超える峰々が続き「洋上アルプス」とも呼ばれています。島の約9割が森林に覆われ、樹齢1000年以上にもなる屋久杉の巨木を目当てに多くの観光客が島を訪れます。
また、海岸近くの亜熱帯の植生から、冬は降雪もある高山の植生までが、ひとつの島に存在していることも特徴です。そのため、独特で多様な生態系が見られる貴重なエリアになっています。1993(平成5)年には、世界自然遺産に登録されました。
※掲載の情報は取材時点のものです。お出かけの際は事前に最新の情報をご確認ください。
まっぷるトラベルガイド編集部は、旅やおでかけが大好きな人間が集まっています。
皆様に旅やおでかけの楽しさ、その土地ならではの魅力をお伝えすることを目標に、スタッフ自らの体験や、旅のプロ・専門家への取材をもとにしたおすすめスポットや旅行プラン、旅行の予備知識など信頼できる情報を発信してまいります!