更新日: 2024年1月22日
宇都宮は工業都市にして「ものづくり」の街!工場誘致にぴったりだったさまざま条件
餃子の街、ジャズの街、カクテルの街、宇都宮。ですがその神髄は、大空襲の焼け跡から立ち直り造り上げた、異世界のような巨大工業団地にあったのです。
宇都宮は全国有数の工業都市
経済産業省の工業統計調査によると、2018(平成30)年の栃木県の製造品出荷額等は9.2兆円で全国12位、うち約2兆円近くを宇都宮周辺の工業団地が叩き出しました。実は宇都宮は工業都市であり、「ものづくり」の街なのです。
栃木県が「工場誘致条例」を1954(昭和29)年に制定すると、工業適地とされた7地区のひとつに宇都宮も入っていました。東京から100㎞圏内というアクセスの良さ、関東平野の北端に位置する広く平らな土地、人口20万(当時)の豊富な労働力、市の東部を鬼怒川が流れ工業用水も万全。宇都宮は工業用地として多くの好条件を備えていたのでした。
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