更新日: 2024年9月9日
日光東照宮の歴史~神君・家康公を祀る江戸幕府最大の聖地~
幕府が威信をかけて創建した、日光東照宮。この大事業は、日光山の隆盛だけでなく、日光へと続く街道の整備や奉幣使の復活など、近世下野にさまざまな影響を与えました。
目次
日光東照宮の歴史は徳川家康の遺言から始まる
戦国の世に終止符を打った大坂の陣から約1年後の1616(元和2)年4月17日、徳川家康は75年にわたる波乱に富んだ生涯を閉じます。徳川家康は、自分の遺骸はまず久能山(くのうざん)へ納め、一周忌を過ぎたのち、下野(しもつけ)の日光山に小堂を造り祀れと遺言します。
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