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足尾鉱毒事件で田中正造が訴えたこと~日本における公害問題の原点~ 写真:123RF

まっぷるトラベルガイド編集部

更新日: 2024年1月22日

足尾鉱毒事件で田中正造が訴えたこと~日本における公害問題の原点~

足尾鉱毒事件は、近代から現代に至るまでの、日本における公害問題の原点といわれます。
田中正造はこの事件解決に生涯をささげ、明治政府を鋭く批判しました。

足尾鉱毒事件と田中正造の名が広く世間に知れ渡った事件

1901(明治34)年12月10日、帝国議会開院式から帰る天皇に対し、紋付き袴姿の老人が直訴(じきそ)状を携えて駆け寄ります。老人は途中で警護の者に取り押さえられ、天皇への直訴は失敗に終わりました。しかし、この事件は大きな話題となり、直訴状に記された足尾鉱毒事件と直訴を決行した田中正造(しょうぞう)の名は、広く世間に知れわたることとなります。

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