更新日: 2024年1月22日
「コスモアイル羽咋」の誕生秘話~企画から本物の宇宙機材調達まで手掛けた高野誠鮮氏の努力!
能登半島の入り口にある羽咋は、UFOのイメージが定着する町。
そのシンボル「コスモアイル羽咋」の裏には、スケールの大きな苦労と努力がありました。
目次
コスモアイル羽咋誕生の発端は羽咋に残る伝承
羽咋(はくい)といえば、「ああ、UFOのまちね」という反応をする人が少なくはありません。今ではUFOのイメージが定着しつつありますが、人口約2万人というこの小さな町が「UFOのまち」として認知された背景には、オカルトな響きを吹き飛ばすほど規格外かつ本格的な町おこしストーリーが秘められています。
発端は、羽咋市でUFOらしきものが目撃されていたという伝承が残されていたことです。伝承では日蓮宗の仏具を指す「そうはちぼん」と呼ばれていますが、シンバルや鍋の蓋に似ており、典型的なUFOをイメージさせるものです。「そうはちぼん」は羽咋市内の眉丈山(びじょうざん)付近を飛んでいたとされます。近所の集落では、遊んでいる子どもに「鍋のフタにさらわれる」と言って帰りを促す興味深い風習もあります。
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