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第四高等学校は数々の偉人を輩出!西田幾多郎や八田與一らも学んだ

まっぷるトラベルガイド編集部

更新日: 2024年1月22日

第四高等学校は数々の偉人を輩出!西田幾多郎や八田與一らも学んだ

旧制第四高等学校は、日本最初の高等教育機関のひとつとして多くの偉人が学んだ場所。
金沢の教育史におけるシンボルとして、今も石川県民の記憶に生き続けています。

第四高等学校の前身・第四高等中学校の創設

近代教育が本格的に始まったのは、明治5(1869)年の学制発布からです。しかし、版籍奉還後、金沢藩ではいち早く明治3(1870)年に小学所と中学校を設けており、教育分野に関しては先進的だった姿勢が見て取れます。寺子屋や維新期の塾に影響を受けたとされ、小学所は町人の寄付金で建てられるほど教育への意識は高かったようです。

第四高等中学校、通称「四高」は、明治20(1887)年に創設されました。第一から第五までの数字を冠した高等中学校が置かれたのは全国では東京、仙台、京都、熊本、そして金沢のわずか5校のみであったため、石川県民にとって誇らしい出来事であったといえます。前田家が寄付金を出すなどして県全体での誘致運動を活発におこなっていたため、創設が決まったときの喜びはひとしおだったことでしょう。

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