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のと鉄道の歴史と能登を走る観光列車「のと里山海号」と「花嫁のれん」 のと鉄道 のと里山海号

まっぷるトラベルガイド編集部

更新日: 2024年1月26日

のと鉄道の歴史と能登を走る観光列車「のと里山海号」と「花嫁のれん」

穴水以北は廃線となり、鉄道が衰退してしまった能登。
しかし、のと鉄道やJR西日本はそれぞれ観光列車を運行させ、能登へ観光客を呼び込む努力を続けています。

のと鉄道は第三セクターの成功例といわれるも現在は縮小

かつて、内浦は珠洲の先端にほど近い蛸島(たこじま)まで、そして外浦は輪島まで鉄道が走っていた時代がありました。

開業時は国鉄能登線が運営していましたが、国鉄能登線が廃止になった後は、「のと鉄道」が能登線すべてをそのまま引き継ぎました。のと鉄道は、当初は乗客数や売上を伸ばし、第三セクターの成功例といわれたこともありました。

しかし、次第に能登半島の道路整備が進んだことや、沿線人口の減少が影響し、乗客数も減少。2005年には、穴水以北の路線が廃線となりました。

現在ののと鉄道は、七尾から穴水までのわずか8駅。全盛期は100km以上もあった営業路線ですが、約33kmにまで減ってしまっています。穴水から先の公共交通機関は路線バスしかありません。

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