更新日: 2024年1月26日
金沢港の歴史と進化~クルーズターミナルが誕生し石川の海の玄関口がますます活気づく!
金沢港の歴史は、昭和38年の豪雪によって始まりました。
物資運搬だけでなく、現在ではクルーズ船の寄港数も日本海側トップクラスになり、さらに進化を続けています。
金沢港はクルーズ船でにぎわう
金沢駅の西口から海側に向かって真っすぐに伸びる県道60号は通称「50m道路」と呼ばれ、この突き当たりに金沢港があります。
北陸新幹線の開業による効果はこの港まで波及し、2014年に寄港したクルーズ船は16本でしたが、新幹線開業を経て2017年には55本まで増加。2019年には金沢港に寄港したクルーズ船の乗客数が過去最多の6万3000人を記録し、7年間で30倍近くまで乗客数が増えたことになります。
金沢港にクルーズ船を楽しむ観光客が多い理由
クルーズ船の寄港地として金沢に注目が集まる背景には、クルーズの発着地までの移動に電車を利用するクルーズツアーの新たな形「レール&クルーズ」が挙げられます。
北陸新幹線を利用すれば東京から金沢までわずか2時間半で来ることができ、実際に首都圏在住で金沢港から日本海クルーズを楽しむ観光客数は、金沢港からの乗客のおよそ4割を占めています。クルーズの前後に石川県内で観光する人も多く、新幹線とクルーズの相乗効果は大きくなっています。
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