更新日: 2024年1月26日
小松の石文化の歴史~碧玉などの宝玉や陶石をはじめ建築石材まで!25カ所以上の石切り場が存在する小松市
小松では、弥生時代から碧玉が産出されたため、石文化が根付いています。
今も石の切り出しがおこなわれていますが、小松の石にはどんな魅力があったのでしょうか。
目次
小松の石文化のはじまりは弥生時代の碧玉採取から
弥生時代、日本では「緑」が自然や生命、権力の象徴でした。人々は緑に憧れ、朝鮮半島から伝わった緑の玉の国産化を目指し、原石産地を探し始めました。
良質で豊富な碧玉(へきぎょく)が採取できた地は、全国でたった4カ所のみであり、そこに小松が含まれていました。小松で産出される碧玉はきめ細かさと埋蔵量が際立っており、小松の弥生人はこの碧玉を原料に管玉(くだたま)という装身具づくりを開始しました。小松市に今も受け継がれる石文化の始まりです。
では、なぜ小松で良質な石が生み出されたのでしょうか。
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