更新日: 2024年1月26日
岡山県の観光客数の推移と観光名所の入込数~岡山県の観光は ココがすごい!~
レトロな町並みが続く「倉敷美観(くらしきびかん)地区」、自然豊かな「蒜山(ひるぜん)高原」、海の美しい「渋川(しぶかわ)・玉野(たまの)」など、岡山県にはさまざまな観光名所が点在しています。
岡山県の観光入込数
岡山県の2018(平成30)年観光入込客は、約1442万7千人。ピークだった2016(平成28)年から2年連続で減少傾向にあります。特徴的なのが県内観光客の割合です。2018(平成30)年の観光客数に対する構成比を見ると、県外観光客が前年の62.1%から55.1%に減少したのに対して、県内観光客は37.9%から44.9%に大きく伸びています。外国人旅行者宿泊者数は約35万7000人で、多いのが台湾。次いで、中国、香港、韓国となっています。アメリカやフランスからの観光客も増加傾向。外国人旅行者からは、後楽園・岡山城・倉敷美観地区が観光スポットとして高い人気があります。
岡山県の観光地:倉敷美観地区
倉敷美観地区は、岡山県を代表する観光地。白壁の蔵屋敷やなまこ壁、柳並木などのある、情緒豊かでレトロな町並みを楽しめます。近年では町屋や白壁の蔵をリノベーションしたカフェなども増え、町歩きがさらに充実しました。倉敷帆布やデニムなど、倉敷ブランドを扱うショップも注目を集めています。大原美術館は年間27万人以上が訪れる人気スポットです。
岡山県の観光地:蒜山高原
中国地方有数の高原リゾート地である蒜山高原は、豊かな自然を感じられる地域。真庭市(まにわし)北部に位置しており、夏はキャンプや登山、冬はスキーなどのウインタースポーツを楽しめます。蒜山高原キャンプ場や津黒高原(つぐろこうげん)オートキャンプ場、津黒高原のスキー場は入込客数が増加傾向にあります。
岡山県の観光地:瀬戸内の島々
瀬戸内海沿岸に位置し、香川県直島(なおしま)・小豆島(しょうどしま)方面へのフェリー発着地である宇野港(うのこう)を有する玉野市は、マリンアクティビティの中心地。特に渋川海水浴場は、毎年県内トップクラスの海水浴客でにぎわっています。宇野港は3年に1度開催される「瀬戸内国際芸術祭」の会場にもなっており、アートを満喫できます。
岡山県の観光:美作三湯
岡山県北には美作(みまさか)三湯と呼ばれる、西日本有数の温泉地があります。湯郷温泉は美作市、湯原温泉郷は真庭市、奥津温泉は鏡野町(かがみのちょう)に位置しており、三湯の中では湯郷温泉の観光客数が最も多い。湯原温泉郷は古くから湯治場として栄え、湯原温泉は「露天風呂番付西の横綱」として知られる名湯。奥津温泉は「美人の湯」といわれており、「足踏み洗濯」などの見所も併せ持ちます。
岡山県は美術館も充実
また岡山県内には16の美術館があります。この数は、全国6位。岡山市のオリエント美術館や招き猫美術館、倉敷市のいがらしゆみこ美術館、高梁市(たかはしし)の吉備川上ふれあい漫画美術館など個性的な美術館も多く、芸術や文化に触れることができます。
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