更新日： 2024年1月13日
石田三成の戦略地図～蟄居状態から行なった西軍の編成と戦略構想
優れた行政手腕で秀吉第一の側近になった石田三成は、豊富な人脈を駆使して家康に対抗する西軍を編成しました。
石田三成の戦略地図～優れた行政手腕で秀吉第一の側近に
石田三成は、近江長浜城の城主を務めていた時代の豊臣秀吉に、その才覚を見出されて家臣になった武将です。
三成には算勘（さんかん）の才があり、内政面や兵站（へいたん）でとくに頭角を現わしました。
とくに動員する軍隊の規模が大きくなるなかで、彼の才能は軍隊を滞（とどこお）りなく動かすのに欠かせないものとなりました。
やがて、秀吉の晩年には五奉行の一人となり、豊臣政権の吏僚（りりょう）の筆頭的存在になりましたが、加藤清正、福島正則ら、武断派武将との対立の末、秀吉の没後に襲撃を受けて隠居、佐和山（さわやま）へ蟄居（ちっきょ）を余儀なくされました。
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