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長野が製糸王国から機械工業県へと変貌したわけ 写真:123RF

まっぷるトラベルガイド編集部

更新日: 2024年12月3日

長野が製糸王国から機械工業県へと変貌したわけ

工業製品の出荷額が全国18位(2018年)の長野県。情報通信機器、電子部品、生産用機械のシェアが高いですが、発展の背景にはかつて栄えた養蚕業がありました。

長野で製糸業が盛んになった時代背景

日本へは1~3世紀頃に伝来し、奈良時代から平安時代にかけて全国に広がった養蚕(ようさん)。江戸時代に入ると、財政逼迫(ひっぱく)の影響もあり、生糸(きいと)を中国からの輸入に頼らず国内で生産することが奨励され、蚕種(さんしゅ)生産、養蚕、製糸の分業化が進んでいきました。

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