更新日: 2024年11月7日
長野県は縄文遺跡の宝庫! ~かつては日本一の人口密度だった!?~
現在の長野県では、数多くの縄文遺跡が発見されています。なぜ縄文人はこの地域に住み着いたのか、その理由を探っていきます。
目次
長野県の縄文遺跡が八ヶ岳山麓に多い理由
いまからおよそ5500~4500年前の縄文時代中期、八ヶ岳山麓の西南部には多くの縄文集落が存在しました。長野県のほぼ中央に位置する八ヶ岳は天然の湧き水が多く、ヤマグリやクヌギなどの堅果(けんか)類がたくさん茂っていました。加えて、先土器時代から黒曜石の原産地として知られていた和田峠(小県郡長和(ながわ)町)にも距離的に近く、生活に必要な資源を入手しやすかったため、人々が定住するのに適していました。
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