更新日: 2024年1月26日
信越本線の歴史とアプト式鉄道~JR最大の急勾配を誇った碓氷峠を超える~
信越本線は東西を結ぶ中山道幹線の一部として建設されました。横川~軽井沢間に立ちはだかる急峻な碓氷峠を、開通当時はアプト式鉄道で越えていました。
信越本線にはJR最大の急勾配があった
1997(平成9)年9月に廃止された信越本線の横川(よこかわ)~軽井沢間は、JR線でもっとも急勾配の線区でした。それもそのはず、険しい碓氷峠(うすいとうげ)が群馬・長野県境に立ちはだかっていたからです。水平距離約9.2㎞に対して高低差が553mという急峻な地形で、これを66.7パーミルという急勾配な鉄路で克服したのです。
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