更新日: 2024年1月26日
上高地の地形~焼岳の噴火と消えた太古の湖~
北アルプスを代表する山岳リゾートである上高地。その風光明媚な景色をつくったのは、今も噴気を上げる活火山である焼岳の火山活動でした。
目次
上高地は独特な地形が人気の一大リゾート地
古くは、猟師や山岳信仰の修験者のみが分け入る奥地だった上高地。日本近代登山の黎明期である明治時代からは、北アルプス(飛騨山脈)登山の拠点として知られるようになります。やがて、梓川(あずさがわ)沿いを散策しながら穂高(ほたか)連峰を望める立地が注目され、昭和初期から急激に観光地化が進むことになりました。
上高地が日本有数の観光地に発展してきた理由には、地形も大きく関係しています。
3000m級の峰々が立ち上がり、急流が深い谷を削る北アルプスにあって、上高地では緩やかに流れる梓川に沿って平坦地が続いています。そこには数多くの観光施設が立ち並び、今や年間100万人以上の観光客を受け入れる一大リゾート地となっています。
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