更新日: 2024年1月26日
三段峡は国の特別名勝!美しい箱庭的景観の特徴とは
西中国山地国定公園に属し、日本でも有数の渓谷美を誇る「三段峡」は、2017(平成29)年に開峡100年を迎えました。
その独特な地形や見どころを紹介しましょう。
三段峡ってどんなところ?
広島県北西部の安芸太田町に位置する「三段峡(さんだんきょう)」。全長約16kmものこの峡谷を形成しているのが太田川水系上流の柴木(しばき)川と、その支流である横川(よこごう)川、さらにその支流である田代(たしろ)川です。中でも田代川エリアは「奥三段峡」と呼ばれる秘境です。
三段峡の見どころは渓谷の淵や滝
流域には1000m級の山々(恐羅漢山(おそらかんざん)・標高1346m、十方山(じっぽうざん)・標高1318.9m)が、北東~南西方向に連なっています。それに平行して存在する断層群により、付近の山塊は帯状に分断されています。そのため三段峡の岩盤には強く破砕された部分があるのです。堅硬な地層に生じた断層や節理が、この地の風景形成に大きく関わり、瀬や淵(ふち)、滝や奔流など、多様な地形を形成しています。
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