更新日: 2024年1月22日
「京都博覧会」は日本で初めて西本願寺で開かれた博覧会!
明治政府は近代化をアピールするために各地で博覧会を開きました。
とくに首都機能が失われた京都は、一丸となって博覧会を主催。
寺院が会場となったのです。
京都の博覧会開催は近代化政策のひとつ
事実上の東京遷都のあと、京都は低迷期に入ります。公家や官吏たちが天皇家について東京へ向かうと、有力商人たちもそれに伴って街を離れました。幕末期までは約35万人だったという京都の人口は20万人程度まで減り、都を象徴する公家町もなくなりました。
そこで京都府が力を注いだのが、近代化政策です。日本初の小学校を設立したり、琵琶湖疏水を建設したり、さまざまな施策が 打ち出されました。そのひとつが博覧会の開催です。
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