更新日: 2024年1月26日
「鯖街道」は若狭湾でとれた鯖を運ぶ物流ルート!
福井県の小浜から京都へいたる道は、かつて鯖(さば)が運ばれたことから、「鯖街道」と呼ばれています。
その物流ルートをたどってみましょう。
鯖街道とは
古代から平安時代まで、日本海に面する若狭国(わかさこく)(福井県小浜市)は、奈良や京都の朝廷へ海産物を献上する御食国のひとつでした。
そこで、とくに小浜と京都を結ぶいくつかの街道が整備されていきました。これらの道は小浜でとれた鯖を馬で運んだことから、「鯖街道」と呼ばれています。
京都で鯖が好まれた理由
京都で鯖が好まれた理由は、祭りの日に鯖寿司を食べる習慣があったからです。腐敗を防ぐため塩でしめた鯖は丸1日かけて京都へ届き、到着するころほどよい塩加減になったといいます。
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