更新日: 2024年1月22日
木津川流域に多く発生する土砂災害の原因は天井川にあり!
京都府には23の天井川(てんじょうがわ)があり、その多くは南部を流れる木津川(きづがわ)流域に集中しています。豪雨で決壊すると被害が出るため、監視体制が整えられています。
木津川流域に多い「天井川」とは
天井川とは、川底が周辺の地面の高さよりも高い川のことをいいます。天井川ができるメカニズムはこうです。
川に流れる土砂が多い川があるとします。この川に堤防を造って縁を固めると、土砂は行き場を失って川底にたまります。川底が上がると洪水になりやすいので、また堤防を高くします。すると、さらに川底が上がります。こうして徐々に川底が上がっていき、天井川となるのです。
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