更新日: 2024年1月22日
京都盆地の特色と重視された出入口~夏は暑く、冬は寒い盆地
季節による寒暖の差が大きいことで知られる京都市。
その理由は、街が巨大な盆地の中にあるからです。
その地形の成り立ちと、出入り口の秘密とは?
京都盆地を構成する山々と河川
京都市のある「京都盆地」の広さは約300㎢。北が愛宕山(あたごやま)などの北山連山、東西はそれぞれ比叡山(ひえいざん)を中心とする東山と、嵐山などで構成される西山で挟まれ、南は大阪平野へ続く構造となっています。四季の寒暖差が大きいのも、山岳地を越えた気流が乾いた風となって入り込むからです。
北の丹波高地からは桂川が流入し、北山から延びる賀茂川と高野川が合流して、鴨川となり市内を流れます。南からは琵琶湖から宇治川と、三重県から木津川が大阪方面へと流れています。このうち宇治川、桂川、鴨川が八幡市(やわたし)で合流してできるのが淀川です。
※掲載の情報は取材時点のものです。お出かけの際は事前に最新の情報をご確認ください。
まっぷるトラベルガイド編集部は、旅やおでかけが大好きな人間が集まっています。
皆様に旅やおでかけの楽しさ、その土地ならではの魅力をお伝えすることを目標に、スタッフ自らの体験や、旅のプロ・専門家への取材をもとにしたおすすめスポットや旅行プラン、旅行の予備知識など信頼できる情報を発信してまいります!