福岡の銘菓番外編:「ホワイトデー」発祥は博多の老舗菓子舗!
ここまでは筑豊地方で生まれたり発展した銘菓を紹介してきましたが、博多の銘菓にも注目したい。バレンタインデーの1か月後、3月14日にチョコレートを受け取った人がお返しをする「ホワイトデー」は、博多の老舗菓子舗、石村萬盛堂が仕掛けたイベントです。
昭和52(1977)年、三代目社長の石村悟が女性誌を見ていたときに、「バレンタインデーのお返しがないのは不公平では?」と気付き、同社の銘菓、鶴乃子をきっかけにチョコマシュマロをプレゼントする「マシュマロデー」を岩田屋に提案したのが始まりです。数年後、マシュマロデーはホワイトデーと改称されますが、その由来はマシュマロの色「白」からきています。
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福岡県の地形や地質、歴史、文化、産業など多彩な特徴と魅力を、地図を読み解きながら紹介するマップエンターテインメント。福岡県の知っているようで知られていない意外な素顔に迫ります。思わず地図を片手に、行って確かめてみたくなる情報を満載!
●収録エリア
福岡県全域
【注目1】地図で読み解く福岡の大地
「筑紫次郎」と呼ばれた暴れ川・筑後川の流域に豊かな暮らしと利水事業をもたらした四大堰とは?、約3000万年前の古第三紀漸新世の海成層「芦屋層群」の成り立ち、福岡唯一のカルスト台地「平尾台」の最深部に迫るなど、福岡のダイナミックな自然のポイントを解説。
【注目2】福岡を走る充実の交通網
全国で唯一本州を起点としない電車&バス「西鉄」はどうやって誕生したか?、水陸兼用で日本初の国際空港だった雁ノ巣飛行場、福岡を走る在来線の一部は石炭を運ぶために作られた!?、平成筑豊鉄道のユニークな駅名のお話…などなど、意外と知られていない福岡の交通トリビアを厳選してご紹介。
【注目3】福岡で動いた歴史の瞬間
日本最古の稲作遺跡「板付遺跡」、金印が出土した「志賀島」、世界遺産に登録され神宿る島として一躍有名になった「宗像・沖ノ島」、女王卑弥呼が君臨した邪馬台国かもしれない「伊都国」、新元号・令和の典拠となった万葉集が詠まれた「太宰府」など、福岡は歴史ファンにはたまらないロマンの地。福岡の歴史は知れば知るほど面白い。
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