更新日: 2024年1月13日
絶滅動物の化石が続々発見されている秩父盆地~パレオパラドキシアや巨大ザメの化石が!~
秩父盆地周辺では大型の海棲生物の化石が発見されています。
かつて古秩父湾に生息していたパレオパラドキシア、カルカロドン・メガロドンとはどんな生物だったのでしょうか?
化石の産地としては国内有数の秩父盆地
秩父盆地は、国内有数の化石の産地として知られています。
約1500万年前の新生代新第三紀中新世、秩父盆地周辺は、盆地の西縁を海岸線とした古秩父湾と呼ばれる湾でした。当時の日本の気候は温暖で、古秩父湾や周辺の海ではアザラシの仲間やヒゲクジラ、ハクジラなど大型の海棲哺乳類(かいせいほにゅうるい)が泳ぎ回っていたといいます。
内陸の秩父が化石産地であるのには、こういった太古の環境が影響しています。
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