更新日: 2024年1月13日
武甲山をはじめ石灰岩の山々が連なる秩父山地は、南洋のサンゴ礁だった!
秩父山地では、武甲山をはじめ、石灰岩の山が北西〜南東方向に連なっています。
これらは遠く南洋で生まれたサンゴ礁が、地殻変動で運ばれてきたものです。
武甲山は石灰岩の山として知られる
幾重にも連なる秩父の山々で、ひときわどっしりと勇壮な山容を誇る武甲山は、石灰岩の山として知られています。武甲山の石灰岩体は、最大厚約600mにおよびます。
1917(大正6)年に浅野セメントが影森で石灰岩の採掘を開始し、1923(大正12)年には秩父セメントが設立され採掘が大規模化。その後も多くの石灰関連会社が創業し、秩父の経済を大いに支えました。
なお、石灰岩の白い岩肌が大きく露出する山頂部の採掘は、1979(昭和 54)年に始まりました。武甲山で採掘された石灰岩の総量は約5億トンに達しています。
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