更新日: 2024年1月22日
吉野の花見で笑いをとった伊達政宗~秀吉が催した5000人規模の大宴会~
文禄の役の最中にもかかわらず催された吉野の花見は、京都・醍醐の花見より大規模で豪華な顔触れがそろい、戦国コスプレパーティーで大いに盛り上がりました。
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吉野は古(いにしえ)より続く桜の名所
世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」に登録された吉野山は役行者(えんのぎょうじゃ)の開山以来、約1300年の歴史を持つ修験道の聖地として信仰を集めてきました。急峻な山々が続く大峰山脈北端から南へ8kmほど続く尾根が吉野山で、古(いにしえ)より桜の名所としても名高いところです。
豊臣秀吉の花見はにぎやかな大宴会!現在の宴会花見の起源になった?
花見の花といえば古くは梅を指しましたが、平安時代に入り梅から桜へと変わりました。貴族の行事だった花見は、鎌倉時代以降、武士階級にも広がりました。豊臣秀吉が主催した醍醐(京都市)や吉野での花見は特に有名で、そのにぎやかな大宴会スタイルは、現在の宴会花見の起源になったという説もあります
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