更新日: 2024年10月18日
【くじゅう】九重”夢”温泉郷!湯どころチェック!
くじゅう連山の北側には、古くから親しまれてきた山の湯どころが点在し、それらを総称して九重“夢”温泉郷と呼ぶ。その中から個性豊かな8か所の温泉をご紹介。
What's九重“夢”温泉郷?
筋湯・龍門・長者原・寒の地獄・湯坪・壁湯・九酔渓・筌の口・宝泉寺・馬子草など九重町に湧く温泉の総称。
共同湯
打たせ湯で知られる筋湯うたせ大浴場はじめ、昔ながらの素朴で味わい深い共同浴場に注目。
筌の口温泉
川端康成が小説『波千鳥』の構想を練るために滞在した湯治場として知られる。江戸中期から続く歴史ある温泉。【九重ICから約12㎞】
●源泉数:不詳
●泉温:約40〜50℃
●特徴:黄土色不透明、ほのかな酸味、ほのかな硫黄臭
●泉質:炭酸水素塩泉
筌の口共同温泉
鉄分たっぷりのにごり湯
湯治や静養向きのひなびた風情の共同浴場。鉄分を多く含む湯は、黄土色の濁り湯で効能豊か。鉄のような独特な匂いがする。
筌の口共同温泉
- 住所
- 大分県玖珠郡九重町田野
- 交通
- JR久大本線豊後中村駅から九重町コミュニティバス九重登山口行きで25分、筌ノ口下車、徒歩5分
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 24時間(7:30~8:00、水曜21:00~22:00と土曜5:30~8:00は清掃のため入浴不可)
- 休業日
- 無休
- 料金
- 入浴料=大人300円、小学生以下100円/
筋湯温泉
万治元(1658)年開湯の由緒ある湯治場。玖珠川上流にあり、三つの共同浴場を中心に温泉街が形成されている。【九重ICから約22㎞】
●源泉数:不詳
●泉温:約60〜95℃
●特徴:無色透明、無味、無臭
●泉質:単純温泉ほか
筋湯うたせ大浴場
轟音が響く打たせ湯でマッサージ
壁面から大きな音を響かせて落ちる打たせ湯は、温泉街のシンボル。勢いよく注ぐ十数本の打たせ湯を肩や腰に当てるとこりがほぐれる。
筋湯うたせ大浴場
- 住所
- 大分県玖珠郡九重町湯坪筋湯
- 交通
- JR久大本線豊後中村駅から九重町コミュニティバス九重登山口行きで45分、筋湯下車、徒歩5分
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 6:00~21:00(閉館21:30)
- 休業日
- 無休
- 料金
- 入浴料(6歳以上)=300円/
龍門温泉
昭和50年代前半に開湯した新しい温泉地で、景勝地として知られる龍門の滝を中心に旅館や入浴施設が建つ。【九重ICから約10㎞】
●源泉数:2
●泉温:43・48℃
●特徴:無色透明、無味、 無臭
●泉質:アルカリ性単純温泉
やど風呂
洞窟風呂の壁湯、冷泉で知られる寒の地獄など個性派がめじろ押し。
壁湯温泉
湯元の「旅館福元屋」を一軒宿とする温泉。温泉が湧出する場所を清流と仕切って造られた自然湧出の天然洞窟風呂が名物。【九重ICから約6㎞】
●源泉数:3
●泉温:40℃
●特徴:無色透明、無味、無臭
●泉質:単純温泉
旅館福元屋
谷間の河畔に湧く洞窟温泉
川沿いの天然洞窟風呂で知られる宿。20畳ほどの広さがある混浴と女湯の洞窟風呂を備える。混浴では女性はバスタオルの着用可。
旅館福元屋
- 住所
- 大分県玖珠郡九重町町田62-1
- 交通
- JR久大本線豊後森駅から玖珠観光バス宝泉寺方面行きで30分、壁湯下車すぐ(送迎あり)
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- イン15:00、アウト10:00
- 休業日
- 無休
- 料金
- 1泊2食付=12960~16200円/外来入浴(9:00~21:00)=300円/
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【筆者】まっぷるマガジン編集部
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